(B)スキャナ・PDFを活用しよう

i-暗記シートは写真画質で十分勉強できるように画像処理等いろいろ工夫をしていますが、やはりスキャナを使って取り込んだ方が奇麗です。最近は参考書を一冊を丸ごとPDF化する手段がかなり容易になってきました。数百ページある参考書を写真で取り込もうとすると全ページの写真を撮らないといけないので大変ですが、機械を用いてPDF化すると一気に取り込めます。

写真だと光の写り込み等で一枚の写真の中に明るいところと暗いところができてしまうことが多いです。これが激しいとi-暗記シートの調整を行っても明るいところか暗いところかのどちらかが非常に読みにくくなります。その点、スキャナで取り込んだものは画面全体を均一に取り込んでくれますのでムラがなく、非常に調整しやすいのです。というかほぼ調整不要です。

また、スキャナで取り込む際にPDFにして複数ページを一つのファイルとして取り込むとさらに便利です。おそらく受験勉強をしていると暗記したいものが写真一枚でおさまることは多分ないでしょう。どちらかというと参考書一冊丸ごと勉強したいと思っているのではないでしょうか。参考書一冊分の写真を取り込んで、管理するのは非常に大変ですが、PDFで一つにまとまっていると、取り込みも管理も容易です。

参考までに私がスキャナで取り込んだいくつかをサンプルとして置いてみました。i-暗記シートに取り込んでみてください。
サンプルPDFの取り込み方
  1. iPhone/iPadのブラウザで上のリンクをクリックするとPDFファイルが開きます。
  2. 左上の「次の方法で開く...」を押します。
    (消えてしまった場合は真ん中あたりをタップするとまた出てきます。)
  3. 候補の中にi-暗記シートが出てきますので選択します。
  4. i-暗記シートが立ち上がり、画像調整を行います。
    あとは通常操作です。
いかがでしょう。1枚目、2枚目は、いわゆる「自炊業者」に書籍を送付してPDF化してもらったものです。3枚目、4枚目は私の家にある複合機(HP Envy 4500)を用いてスキャナで取り込んだものです。5枚目はセブンイレブンのコピー機でスキャンしたものです。いずれも特殊な設定を行った訳ではなくデフォルトの設定でスキャンしています。
いずれも、奇麗に読めて赤字も消えるのではないでしょうか。

業者に頼むとお金と時間がかかりますし、自分で取り込むと手間がかかりますが、参考書一冊丸ごとPDF化してi-暗記シートに取り込むのはとてもおすすめです。i-暗記シートもヘビーユーザはPDFを使用している事が多いようです。
取り込む手間はかかりますが、一度取り込んでしまえば後は勉強するだけです。参考書まるごとiPhoneで持ち歩いていつでもどこでも勉強する。そんな勉強方法をあなたもぜひやってみてください。


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